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2026/01/31

モデルハウスに展示中。端材から生まれたラウンドテーブル

モデルハウスに展示中。端材から生まれたラウンドテーブル 画像

こんにちは

滋賀県で完全自由設計の注文住宅を建築している『太陽住宅』です!

現在、モデルハウスに展示している家具の一部は、社員がDIYで製作したオリジナルの家具です。

その中で現在活躍している、ダイニングに利用する『ラウンドテーブル』の製作過程やこだわりを紹介します。


住宅建築の現場で出た、無垢フローリングの端材を使ってつくりました。

家一棟の床を貼る際、必要な床面積の10%ほど多く材料を搬入しております。

細かい加工によるロスなども考えると余裕をもっておくことが必要なのです。

そんな中で余った資源を無駄なく利用することでSDGsの観点からも良い取り組みだと考えております。

まずは完成写真をご覧ください。
無垢材ならではの木目や質感が感じられ、モデルハウスの空間にも自然と馴染んでいます。直径は、打ち合わせやちょっとした作業に使いやすい直径1.2mで、4人掛けとして一般的なサイズ感です。

ラウンドテーブルの良さは、見た目の柔らかい雰囲気はもちろん、

何人で使っても程よい間隔で囲んで座れるので、お互いの顔を見ながら会話が弾む和やかな食卓になることだと感じています。

食卓を『囲む』というのはまさしくこの形状だからできることだなとふと思いました。

今回は、このラウンドテーブルの中でも、脚部分の製作過程の一部をご紹介します。

3枚のフローリングを貼り合わせて、1本の脚に

脚に使っている材料は、無垢フローリングを3枚貼り合わせたものです。
一見すると1本の無垢材に見えますが、複数枚を組み合わせています。

理由は、見た目としての厚みを出すためだけではありません。
無垢フローリングは、長さ方向に木同士を繋いでいるフィンガージョイントという部分があります。

床として使用するには問題ないのですが、家具としてはこのジョイント部分は強度が弱い場所になってしまいます。

複数枚を貼り合わせることで、ジョイント部分をずらすことができ、また、反りや割れを抑えやすくなり、長く安定して使える脚になります。また、端材を有効活用できる点も、この方法を選んだ理由のひとつです。

トリマーテーブルを使った穴加工

脚の加工には、トリマーという穴を掘る工具を多用しています。
固定しているテーブルは以前に自作したものです。

写真の、赤丸がトリマーの刃先です。

固定したフェンス(写真の白い小壁)に向け、赤矢印の方向に材料を押し付けながら横にスライドさせることで、複数の部材の同じ位置に正確な穴加工ができるようにしています。

DIYでは、どう固定するかのアイデア次第で作れる作品の種類、仕上がりを大きく左右すると考えています。
しっかり固定することで、安全性が高まり、加工の精度も安定します。

穴には『実(さね)』という栓のようなものを埋込み、3枚の板がズレことなく、より強固に接続できるようにしています。

クランプでしっかりと固定し、接着剤が完全に硬化するまで待ちます。
DIYでは、この「待つ時間」もとても大切です。

接着剤はご家庭や学校などでも一般的によく使われるものですが、意外と強度についてはあまりよく知られていないように思います。

木材の両面に接着剤を塗り、圧着して固定することで、かなりの強度を期待することができます。

建築の構造材でよく使われる集成材(EW材ともいう)という木材も、複数の木を接着剤で貼り合わせて作られていますし、航空機の一部にも接着剤が使われているなんて話も聞いたことがあります。

(使用用途に合わせて様々な接着剤があります。)

重要な部材や場所に使われるということは、それだけ強度の信頼性の高い接合方法なのですね。

十字型の脚は、持ち運びやすさを重視した形

完成した脚は、十字型のデザインにしています。


2本の脚材を中央で組み合わせ、ボルトで天板に固定するシンプルな構造です。

この形にした一番の理由は、分解できること。
モデルハウスでは、家具を移動したり、撮影のために持ち運んだりする機会が多くあります。そのたびに「重くて運びにくい…。ドアの幅に入らないかも…。」となってしまうと、家具を入れた撮影をあきらめてしまうことも中にはございます。

このラウンドテーブルは、プラスドライバー1本あれば、組み立ても分解も簡単。

それぞれの部品は一人で十分運べる重さです。

脚を外せばコンパクトになるので、持ち運びもスムーズです。

見た目だけでなく、使う場面まで想像しながら形を決めています。

家具づくりで感じる、数ミリの大切さ

こうして家具や小物をつくっていると、ほんの数ミリの違いが、使い勝手や心地よさに大きく影響することを実感します。

引出しの製作では取手の形状一つで引出す時の体勢が変わるなんてこともあります。
「もう少しここが低ければ」「この角度が違えば」——そんな小さな調整の積み重ねが、使いやすさにつながります。

私たちはこれまで、オリジナルの洗面台やカウンター、本棚、収納など、見た目も機能も妥協したくないというご要望に数多くお応えしてきました。
既製品ではなかなか叶えにくい細かなサイズ調整や使い勝手への配慮も、造作だからこそ実現できる部分です。

今回ご紹介したラウンドテーブルは、そうした家づくりへの姿勢が形になったひとつの例でもあります。

こういったこだわりを反映できるのは弊社の注文住宅の特徴だと感じております。

是非ご希望があればご相談ください。

見学会で、ぜひ実物をご覧ください

このラウンドテーブルは、弊社の見学会にて実際にご覧いただけます。
写真では伝わりきらない、無垢材の質感や安定感、サイズ感などを、ぜひ現地で体感してみてください。

家具づくりも、住まいづくりも、細かな工夫の積み重ね。
そんな部分にも目を向けながら、モデルハウスを楽しんでいただけたら嬉しいです。

今回はラウンドテーブルの脚の一部のご紹介でした。

また続編として脚の縦部分や天板の製作過程のご紹介をできたらと考えております。

乞うご期待ください。

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